転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その7(ピットの製作)
2021年1月29日カテゴリー:
オリジナル転車台
線路仮止め用の六角ナットM2を、転車台上面側のそれぞれの丸穴くぼみに入れて接着していきました。最初にゴム系のボンドをナットに塗布して穴に入れ、乾いた後、回り止めのためエポキシ系接着剤で隙間に塗布しました。線路が40か所で、とりあえず内側のナット合計40個の取付をしました。表面にはみ出ているエポキシ系接着剤は固まった後にカッターナイフで剥いでいくと簡単にとれました。
そのあと1番上に重
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その6(ピットの製作)
2021年1月22日カテゴリー:
オリジナル転車台
イラストレータで作成した図面からレーザー加工機用のDXFファイルに変換して、レーザー加工機でアクリル板をカットしました。下の画像の左上、左下、右上、右下がそれぞれ部品1、部品2、部品3、部品4とすると、上から部品1(1mm),2(2mm),3(3mm),4(1mm)の順番で重なります。
まず最初に、部品2,3,4を接着します。ねじ穴を利用して位置合わせをします。このとき外周、内周がき
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その5(ピットの設計)
2021年1月12日カテゴリー:
オリジナル転車台
転車台のピットをどのような仕様にするのかを考えました。以前製作した転車台のピットは直径が140mm程度で、加工方法はABSの板材を旋盤で削って製作しました。このときは転車台の停止する角度が15度(24分割)でしたので、転車台周囲の隣り合う線路の間隔は十分余裕がありました。しかしながら今回は角度が9度(40分割)ですので、計算すると、ピット直径が140mmでは隣り合う線路が接触してしまいます。やむな
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その4(ギヤボックスの組み立て)
2021年1月6日カテゴリー:
オリジナル転車台
ギヤボックスの部品がそろいましたので、組立に入ります。まずねじ止め用のナット(セルファスナー)をギヤボックス本体に打ち込みます。左側はギヤボックスの下面側で、中心軸周囲に打ち込んだ4つのセルファスナーはスリップリング取付用です。右側はギヤボックスの上面側で6か所にセルファスナーを打ち込んでいます。中心軸に対して対称に4か所配置しているセルファスナーは上部と下部を重ね合わせた後、ねじ止めするためのも
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その3(ギヤボックスの旋盤・フライス加工)
2020年12月28日カテゴリー:
オリジナル転車台
重要な部品となるギヤボックスを作りました。以前作ったギヤボックスの仕様を若干変更したものです。ボディはアルミ丸棒から旋盤で削り出し、その後フライス盤で取付穴、軸穴等の加工を行いました。
加工完了後に白アルマイト処理を行いました。中心の軸穴にはベアリングがはまっています。
駆動軸は鉄の丸棒から旋盤で加工。ギヤは平歯車で、ステッピングモータ側がm0.5、歯数12、駆動軸側が
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その2(制御回路について)
2020年12月25日カテゴリー:
オリジナル転車台
とりあえず転車台15度のマイコンのソフトウェアを9度に変更する必要がありますので、取り掛かりました。ソフトウェアの変更といっても、ステッピングモータの停止する位置(パルス数)のデータを変更するのみでOKでした。
マイコンはマイクロチップのPIC18F2520という28PINのマイコンを使っています。緑色のプリント基板の中央やや右よりにある黒い部品がマイコンです。プログラムの開発はMPLAB
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その1(はじめに)
2020年12月19日カテゴリー:
オリジナル転車台
以前、店頭のNゲージジオラマで、下の画像の転車台15度(24分割)バージョンを製作した経験から、今回は9度(40分割)バージョンを検討しようと思います。
制御装置(プリント基板、ステッピングモータ等)は同じものを使用して、マイコンのソフトウェアを変更して、9度バージョンにします。以前の制御装置は下の画像です。左中央の緑色のプリント基板がマイコン基板です。この基板の中央下の細長い黒い部