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転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その3(ギヤボックスの旋盤・フライス加工)

2020年12月28日カテゴリー: オリジナル転車台
重要な部品となるギヤボックスを作りました。以前作ったギヤボックスの仕様を若干変更したものです。ボディはアルミ丸棒から旋盤で削り出し、その後フライス盤で取付穴、軸穴等の加工を行いました。 加工完了後に白アルマイト処理を行いました。中心の軸穴にはベアリングがはまっています。 駆動軸は鉄の丸棒から旋盤で加工。ギヤは平歯車で、ステッピングモータ側がm0.5、歯数12、駆動軸側が

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その2(制御回路について)

2020年12月25日カテゴリー: オリジナル転車台
とりあえず転車台15度のマイコンのソフトウェアを9度に変更する必要がありますので、取り掛かりました。ソフトウェアの変更といっても、ステッピングモータの停止する位置(パルス数)のデータを変更するのみでOKでした。 マイコンはマイクロチップのPIC18F2520という28PINのマイコンを使っています。緑色のプリント基板の中央やや右よりにある黒い部品がマイコンです。プログラムの開発はMPLAB 

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その1(はじめに)

2020年12月19日カテゴリー: オリジナル転車台
以前、店頭のNゲージジオラマで、下の画像の転車台15度(24分割)バージョンを製作した経験から、今回は9度(40分割)バージョンを検討しようと思います。 制御装置(プリント基板、ステッピングモータ等)は同じものを使用して、マイコンのソフトウェアを変更して、9度バージョンにします。以前の制御装置は下の画像です。左中央の緑色のプリント基板がマイコン基板です。この基板の中央下の細長い黒い部

ワンチップマイコンについて。ITへの扉(入門編) No.16

2020年12月1日カテゴリー: ITへの扉
近年、様々な家電製品やおもちゃに至るまで、あらゆる分野でコンピュータが使用されています。一般的にコンピュータというと、パソコン(パーソナルコンピュータ)が思い浮かびますが、ここでいうコンピュータは、ワンチップマイコン(マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ)と言われるコンピュータで、我々の身の回りで大いに活躍しています。 文字通りワンチップ(一つの素子の中に様々な周辺機器

アオシマ DD51標準仕様 記念撮影

2020年11月17日カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様
ようやく完成しました。4月にスタートしたので、ほぼ半年かかりました。塗装作業に結構な時間を取ることとなりました。塗装が好きな方には面白いキットではないかと思います。普段はNゲージ、16番をよく見ていますが、これらとは違い、今回の模型の完成した姿は細部まで再現されていて、感動しました。 最後に記念撮影をしました。

アオシマ DD51標準仕様 塗料の消費量

カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様
ボディーの赤(オレンジ)とグレーの塗料は調合が必要ですので、あらかじめ不足しないように多めに作りました。結果として結構な量が残ってしまいました。参考のためにどれくらい残ったかを掲載します。ビンの肩(目盛よりも上)くらいまで作ったので、だいたい6~7割くらいの消費量でした。

アオシマ DD51標準仕様 最終仕上げ

2020年11月10日カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様
ホースを取り付けました。ホースを差し込むコックの先端が細くなっているため、誤って不要の部分かと思い、何個かを切ってしまいました。要注意です。 最後に鎖を取り付けて完成しました。鎖はアクセサリー用が安く売られていましたので、それを買いました。表面がメッキ仕上げでツルツルのため、塗料が乗りにくいかと思い、エッチング液で表面を荒らしましたが、効果は不明です。そして白で塗装して、より線の電線

アオシマ DD51標準仕様 ライト点灯

2020年11月4日カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様
飾り台ができたので、ライトが点灯するか確認しました。前進と後進でヘッドライトとテールライトが切り替わるのを確認しました。テールライト部の光が透けているのが気になりますが、今となっては手直しする気力がなくなり断念しました。次に作る場合には、この部分の遮光を考える必要があります。

パソコンの通信機能の今昔。ITへの扉(入門編) No.15

2020年11月1日カテゴリー: ITへの扉
デジタルデータはパソコンと周辺機器間で通信により伝達されます。通信方式は大きく分類すると、シリアル通信とパラレル通信に分けられます。 パラレル通信は図7(a)のように、例えば8bitのデジタルデータを8bit毎に送信(または受信)します。これに対して、シリアル通信は、図7(b)のように8bitのデジタルデータを一列に並べて、1個づつ順番に送信(又は受信)します。

アオシマ DD51標準仕様 金網の取り付け

2020年10月20日カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様
  ほぼ最終段階となりましたので、冷却室カバー側面とファン部の金網を取り付けることにしました。ファン部の金網は前もってアールをつけておくのですが、カバーのアールと金網のアールがぴったりと合わないので、金網中心部がコンマ数ミリほど隙間があく程度にアールをつけた後、接着剤はGクリアをペイント薄め液で希釈して使用し、接着剤を塗布後、塗料のガラス容器をおもしに使いました(径がち