鉄道模型製作所のロゴ

パソコンの通信機能の今昔。ITへの扉(入門編) No.15

2020年11月1日カテゴリー: ITへの扉

デジタルデータはパソコンと周辺機器間で通信により伝達されます。通信方式は大きく分類すると、シリアル通信とパラレル通信に分けられます。
パラレル通信は図7(a)のように、例えば8bitのデジタルデータを8bit毎に送信(または受信)します。これに対して、シリアル通信は、図7(b)のように8bitのデジタルデータを一列に並べて、1個づつ順番に送信(又は受信)します。

図7 パラレル通信(8bit)とシリアル通信の概念図

シリアル通信の通信路は(電源、制御信号等を除いて)最低1本あればよいのに対し、パラレル通信は例えば8ビットのデータを送信する場合には8本の通信路が必要になります。
近年のパソコン周辺のインターフェース(※2)を見ると、USB(ユニバーサル・シリアル・バス、Universal Serial Bus)のようなシリアル通信が普及してます。様々なパソコン周辺機器がUSB対応になっていて昔のようにインターフェースで悩む必要がなくなりました。

写真8 パソコンのUSBポート

ちなみに、今から30年ほど前のパソコンでは、プリンタのパラレルポート(セントロニクス、写真9)1個と、シリアルポート(RS232C、写真10)1~2個が標準装備されていましたが、周辺機器がこれ以外のインターフェースのときには別途拡張ボードをパソコンに取り付ける等、面倒なところがありました。

写真9 パソコンのパラレルポート
(セントロニクス)
写真10 パソコンのシリアルポート(RS232C)

※2 パソコンと周辺機器を接続するための規格、仕様