鉄道模型製作所のロゴ

安達16番C61-2の改造(34)機関車・炭水車の飾り付け

2025年4月25日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
主連棒と連結棒の赤色は画像1のようにマスキングしたあとに赤いスプレーで塗装し、乾燥後に目の細かいやすりで擦って塗装をはがしました。   画像1 主連棒と連結棒の塗装   シリンダー・バックプレートは画像2のようにセミグロスブラックで塗装し、その後にシリンダーは蒸気室空気弁とのぞき穴蓋を金色に刷毛塗りしました。バックプレートは計器の文字

安達16番C61-2の改造(33)炭水車の塗装

2025年4月24日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
炭水車本体と今回追加した増炭枠の塗装を行いました。使用した塗料は前回投稿と同じものを使用しました。 増炭枠は機関車と同じセミグロスブラックをスプレーしました。その後、画像1のようにマスキングして、火室と同じレンガ色をエアブラシで吹き付けました。   画像1 増炭枠を黒塗装後にマスキング   レンガ色を吹き付けたのが画像2です。 画

安達16番C61-2の改造(32)機関車の塗装

カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
塗装前の試運転を行い大きな不具合もなかったため、いよいよ塗装と最終仕上げに入りました。 まずは金属表面の清掃です。はんだの盛り上がり等があるところはキサゲで削り取り、その後に金属の酸化膜を除去しました。ブラスクリーンが無かったので、ホームセンターで似たようなものが無いかを探すとネジザウルスリキッド(画像1左)があったので試してみました。使用した感じでは同様の錆取り効果がありました。これはスプ

安達16番C61-2の改造(31)塗装前の試運転

2025年4月21日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
以上で今回の改良はほぼ終えたかと思いますので、塗装を行う前に試運転を行い、各部の干渉やその他不具合がないかを確認しました。動画をYoutubeにアップしておきましたので、下記リンクをクリックしてご覧ください。 とりあえず、各パーツを組み立てました。   画像1 機関車を組み立てた状態(公式側)     画像2 機関車を組

安達16番C61-2の改造(30)ギヤボックスの掃除

カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
ギヤボックスや車軸の軸受等を見ると、結構グリスが羊羹状に固化していたので、これを画像1のように除去しました。中古の模型を観察すると、今回のグリスの件だけでなく、いろいろな部位が時間の経過とともにどのような状況になるかがよくわかるので、模型作りの参考になりますね。   画像1 固化したグリスの除去    グリスは鉄道模型の販売店で購入したエ

安達16番C61-2の改造(29)缶モータに取り換え

2025年4月19日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
従来の模型では主流であった棒モータですが、技術の発展でモータの性能があがり近年では缶モータと呼ばれる小型化・高性能化したモータが主流となっています。今回手に入れたC61-2もかなり古い模型で画像1のように棒モータが搭載されていましたので、缶モータに交換することにしました。   画像1 改造前の模型   今回使用したモータは表1のモータです

安達16番C61-2の改造(28)炭水車の配管等の追加

2025年4月7日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
炭水車の配管や後照灯を取り付けました。画像1の実機の炭水車と見比べて、模型で付いていない機器を見ると、後照灯、溢水管、解放テコ、標識灯、炭水車の両側面の配管等があります。 後照灯について、画像を見ながらナンバープレートの大きさと比較したところ、前照灯に比べて後照灯の方が大きい気がします(実際のところ分かりません)。 炭水車の後ろ右側にある上から伸びた管がありますが、これは何かをネットで

安達16番C61-2の改造(27)前照灯の配線

2025年4月4日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
機関車の塗装を行うときに前照灯の配線は外さないといけないのですが、塗装前の機関車の試運転を行うために前照灯の配線を行いました。前回製作した前照灯AssyはLEDだけが付いているので、レールからの電圧を直接接続するとLEDが壊れてしまいます。そのため電流を制限するための3.3kオームの抵抗と逆流防止用の小信号用ダイオードを画像1のようにLEDと直列に接続しました。LEDの定格電流を流すと非常に明るく

安達16番C61-2の改造(26)煙室戸の改造

2025年4月3日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
今回は煙室戸の改造です。改造前は煙室取手や手摺等はすべてホワイトメタルの一体成型品でしたので、実機に近づけるために、できるだけ後付け部品で改造したいと思います。まずは一体成型で表現された手摺や煙室取手の凸部は画像1のように、やすりで削り落としました。その後、手摺のハンドレールノブ・煙室扉ハンドル・扉フック・前照灯を取り付けるための穴をあけました。   表1 今回使用したハンドレー

安達16番C61-2の改造(25)公式側運転席下の部品取り付け

2025年4月2日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
公式側運転席下の各種機器はややこしい構造で何が付いているのか分からなかったので、いつものように実機の画像と参考書籍の「D51のメカニズム」・「蒸気機関車メカニズム図鑑」及びネットの情報を参考にして、取り付ける部品と取り付け方を検討しました。   画像1 公式側運転席下の機器   画像1を見ると複雑なようですが、主要な機器は分配弁・渦巻塵取