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転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その6(ピットの製作)

2021年1月22日カテゴリー: Nゲージ転車台の製作
イラストレータで作成した図面からレーザー加工機用のDXFファイルに変換して、レーザー加工機でアクリル板をカットしました。下の画像の左上、左下、右上、右下がそれぞれ部品1、部品2、部品3、部品4とすると、上から部品1(1mm),2(2mm),3(3mm),4(1mm)の順番で重なります。 まず最初に、部品2,3,4を接着します。ねじ穴を利用して位置合わせをします。このとき外周、内周がき

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その5(ピットの設計)

2021年1月12日カテゴリー: Nゲージ転車台の製作
転車台のピットをどのような仕様にするのかを考えました。以前製作した転車台のピットは直径が140mm程度で、加工方法はABSの板材を旋盤で削って製作しました。このときは転車台の停止する角度が15度(24分割)でしたので、転車台周囲の隣り合う線路の間隔は十分余裕がありました。しかしながら今回は角度が9度(40分割)ですので、計算すると、ピット直径が140mmでは隣り合う線路が接触してしまいます。やむな

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その4(ギヤボックスの組み立て)

2021年1月6日カテゴリー: Nゲージ転車台の製作
ギヤボックスの部品がそろいましたので、組立に入ります。まずねじ止め用のナット(セルファスナー)をギヤボックス本体に打ち込みます。左側はギヤボックスの下面側で、中心軸周囲に打ち込んだ4つのセルファスナーはスリップリング取付用です。右側はギヤボックスの上面側で6か所にセルファスナーを打ち込んでいます。中心軸に対して対称に4か所配置しているセルファスナーは上部と下部を重ね合わせた後、ねじ止めするためのも

プログラミング言語の種類について。ITへの扉(入門編) No.17

2021年1月1日カテゴリー: ITへの扉
「小学校でプログラミング教育が必修化」されるということです。プログラミング教育とは、プログラミング言語を習得するのかと思っていたところ、実はそうではなく、「プログラミング的思考を育てる教育」を行うということのようです。 ところでプログラミングに欠かせないのが、プログラミング言語です。プログラミング言語は時代と共に流行り廃りがあり、どれを選択するか悩むとこ

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その3(ギヤボックスの旋盤・フライス加工)

2020年12月28日カテゴリー: Nゲージ転車台の製作
重要な部品となるギヤボックスを作りました。以前作ったギヤボックスの仕様を若干変更したものです。ボディはアルミ丸棒から旋盤で削り出し、その後フライス盤で取付穴、軸穴等の加工を行いました。 加工完了後に白アルマイト処理を行いました。中心の軸穴にはベアリングがはまっています。 駆動軸は鉄の丸棒から旋盤で加工。ギヤは平歯車で、ステッピングモータ側がm0.5、歯数12、駆動軸側が

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その2(制御回路について)

2020年12月25日カテゴリー: Nゲージ転車台の製作
とりあえず転車台15度のマイコンのソフトウェアを9度に変更する必要がありますので、取り掛かりました。ソフトウェアの変更といっても、ステッピングモータの停止する位置(パルス数)のデータを変更するのみでOKでした。 マイコンはマイクロチップのPIC18F2520という28PINのマイコンを使っています。緑色のプリント基板の中央やや右よりにある黒い部品がマイコンです。プログラムの開発はMPLAB 

転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その1(はじめに)

2020年12月19日カテゴリー: Nゲージ転車台の製作
以前、店頭のNゲージジオラマで、下の画像の転車台15度(24分割)バージョンを製作した経験から、今回は9度(40分割)バージョンを検討しようと思います。 制御装置(プリント基板、ステッピングモータ等)は同じものを使用して、マイコンのソフトウェアを変更して、9度バージョンにします。以前の制御装置は下の画像です。左中央の緑色のプリント基板がマイコン基板です。この基板の中央下の細長い黒い部

ワンチップマイコンについて。ITへの扉(入門編) No.16

2020年12月1日カテゴリー: ITへの扉
近年、様々な家電製品やおもちゃに至るまで、あらゆる分野でコンピュータが使用されています。一般的にコンピュータというと、パソコン(パーソナルコンピュータ)が思い浮かびますが、ここでいうコンピュータは、ワンチップマイコン(マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ)と言われるコンピュータで、我々の身の回りで大いに活躍しています。 文字通りワンチップ(一つの素子の中に様々な周辺機器

アオシマ DD51標準仕様 記念撮影

2020年11月17日カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様の製作記
ようやく完成しました。4月にスタートしたので、ほぼ半年かかりました。塗装作業に結構な時間を取ることとなりました。塗装が好きな方には面白いキットではないかと思います。普段はNゲージ、16番をよく見ていますが、これらとは違い、今回の模型の完成した姿は細部まで再現されていて、感動しました。 最後に記念撮影をしました。

アオシマ DD51標準仕様 塗料の消費量

カテゴリー: プラモデル アオシマDD51標準仕様の製作記
ボディーの赤(オレンジ)とグレーの塗料は調合が必要ですので、あらかじめ不足しないように多めに作りました。結果として結構な量が残ってしまいました。参考のためにどれくらい残ったかを掲載します。ビンの肩(目盛よりも上)くらいまで作ったので、だいたい6~7割くらいの消費量でした。