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安達16番C61-2の改造(14)天窓の取り付け

2025年3月16日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
前述(画像1)のエッチング部品(トライアル1)で雨除板(画像1中央右側)は使えそうですが、天窓枠(画像1中央左側)は真鍮板0.2mmで作ったのでペラペラで組み立てにくく、0.3mmの真鍮板で作り直すことにしました(トライアル2)。本当は0.5mm厚くらいは欲しいのですが、さすがに厚くてエッチングできるかどうか分からないので0.3mmで行いました。天窓戸(画像1右上)は高さがわずかに高く天窓枠から浮

安達16番C61-2の改造(13)逆止弁の取り付け

2025年3月12日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
以前の投稿「安達16番C61-2の改造(4)部品調達」で逆止弁が付いていないと書きましたが、画像1のように樹脂製のものが付いており、その取り付け穴があいてましたので、そこに市販の金属製逆止弁を取り付けました。画像1は今回と同じ安達製のC61-2ですが予備の別車両です(丁度よい画像を用意していなかったので)。       逆止弁は表1のとお

安達16番C61-2の改造(12)発電機・ATS発電機の取り付け

2025年3月11日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
今回は発電機とATS発電機を取り付けました。元の製品には樹脂製の発電機のみ取り付けてあり、ATS発電機は付けられていませんでした。使用した部品は表1の通りです。   表1 今回購入した部品 名称 型番 メーカー 発電機 大型 2140 ウイストジャパン 発電機 ATS用 2142 ウイストジャパン   改造前

安達16番C61-2の改造(11)火室の改造

2025年3月10日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
蒸気機関車の各部品の詳細については分からないところが多いので、今回の改造では画像1の書籍を参考にしました。左側の書籍はD51のデータですが、実機に取り付けてある機器の形状から名称を特定し模型の部品購入や取り付け位置などを参考にしています。かなり以前に購入したものですが、ここにきて大いに活躍しています。   画像1 蒸気機関車の参考書  

安達16番C61-2の改造(10)ドーム前踏板の取り付け

2025年3月7日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
画像1のようにエッチング部品ができてきたので、まず手始めにドーム前踏板を取り付けることにしました。元の製品は樹脂製の部品で、手摺が無かったため、この辺の再現もしたいと思いました。樹脂製部品を取り外すと画像2のような穴があいた状態となっています。   画像1 エッチング部品   画像2 取り付け前の状態  

安達16番C61-2の改造(9)真鍮板のエッチング

2025年3月6日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
真鍮板のエッチングを行いました。画像1のようなサンハヤトのエッチング槽がありましたのでこれを使いました。エッチング槽にエッチング液を入れてエアポンプで下から空気を送ると泡が発生し、液を攪拌するという仕組みです。温度調整付きのヒータで液温を40度程度に維持しながら行います。エッチング中は上部に新聞紙等を被せないとしぶきが飛散し周囲を汚します。   画像1 サンハヤトのエッチング槽

安達16番C61-2の改造(8)フォトレジスト露光

カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
いよいよフォトレジストの露光をします。露光装置は以前から使用していたプリント基板製作用のサンハヤトのライトボックス、バキュームクランプ、バキュームポンプを使用しました。ライトボックスは両面から光を当てることができるので、一度に露光できて便利です。   画像1 サンハヤトの露光装置一式   以前投稿したドライフィルムを貼った真鍮板と、これも

安達16番C61-2の改造(7)マスクフィルム作成

2025年3月4日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
真鍮板の両面にドライフィルムを貼れましたので使用するまで暗い場所に保管しておいて、つぎは露光用マスクフィルムの作成です。このドライフィルムはサンハヤトのポジ感光基板と違いネガタイプですので、紫外線が当たった部分がレジストとして残ることになります。ポジ感光基板の場合はプリント基板の回路パターンが必要な部分は黒で印刷して紫外線を遮断し、不必要な部分は透明のままにしますので、今回のドライフィルムはこの逆

安達16番C61-2の改造(6)ドライフィルムによるエッチング

2025年2月24日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
AMAZONでフォトレジスト用の画像1のドライフィルムを購入しました。説明書は添付されていないので、ネットで投稿していただいているサイトを参考にしながら使って見ました。今回は真鍮板のエッチングですので、板の両面にドライフィルムを貼る必要があります。部品の外形は両側から板を溶かしていき板の真ん中あたりで貫通させると切り離せます。また、片側から板を溶かし板の真ん中あたりでエッチングをやめると凹凸の表現

安達16番C61-2の改造(5)エッチングについて

2025年2月17日カテゴリー: 真鍮キット・モデル16番
以前に画像1のような京都市電のマークを0.1mm?厚の洋白を使用してエッチングで作った経験があるので、今回はC61-2の交換(樹脂から真鍮への)用の部品で板金物について市販されていないものを真鍮板で製作することにしました。   画像1 自作した16番 京都市電のマーク(キットには添付されていなかったため)     エッチン