画像1のようにエッチング部品ができてきたので、まず手始めにドーム前踏板を取り付けることにしました。元の製品は樹脂製の部品で、手摺が無かったため、この辺の再現もしたいと思いました。樹脂製部品を取り外すと画像2のような穴があいた状態となっています。
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この穴を隠すように真鍮エッチングで作った踏板を画像3のように載せてはんだ付けします。踏板にはエッチングで小さい穴を目印としてあけてあり、ここに真鍮線が通るくらいの穴をドリルであけ直して、コの字に折り曲げた真鍮線を差し込みます。
位置合わせするところがないため左右の位置に注意しながらボイラ覆いの中心を狙って仮置きし、フラックスをつまようじの先に付けて接合部分に垂らします。
その後、はんだを細かく切り、ピンセットで接合部の横に置きます。以前紹介したバーナーで部品周辺やはんだをあぶり、あたたまるとはんだが接合部に流れていきます。載せるはんだが大きいと踏板の網目部分に流れて取れなくなるので要注意です。それ以外の余分なはんだは後からキサゲで取り除くことができますが、できるだけ必要最低限のはんだで接合するのが理想かと思い毎回その努力をしていますが、うまくいかないときも結構あります。たまに予想に反したはんだの流れ方をするのでまだまだ経験不足です。
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