転車台の本体が出来てきたので、あとは9度毎(40か所)の周囲線路を正確に固定したいのですが、せっかくの機会ですので、あとあとジオラマまで発展させられるように、転車台をジオラマのベースに設置することにしました。とりあえずは転車台と扇形車庫くらいを設置するつもりで、できるだけ小さく、さらに後に拡張できるように、正方形のベース(一辺900mm)とすることにしました。
ジオラマのベースは適当な市販品がないため自作することにしました。構造は厚さ20mm、幅90mm程度の板で枠を組み、その上にベニヤ板を貼り付けるという構想です。ホームセンターで適当な材料を探しましたが、幅90mmの市販の板は反りがあり、そのままでは使えそうにないため、色々探していると、パイン集成材という、小さな木片を張り合わせた幅400mm?×1000mm?×厚さ18mmの板が市販されていたので、これをホームセンターでカットしてもらいました。これなら反りが少なく使いやすいのではと思います。
カットのサイズは幅90mm×900mmが2枚と幅90mm×864mmが2枚としました。これで枠を組むと一辺が900mmの正方形の枠組みができあがります。
これに厚さ4mmのベニヤ板900mm×900mmを張ると、こんな感じになりました。
このままでは強度が弱いので、裏から木材を組んで補強しました。あとあとジオラマを組んでいくときに邪魔になると思われるので、釘は使用せず、木工用ボンドで貼り付けました。手で持ち上げてもひずみがなく、結構丈夫に仕上がりました。中央に転車台を設置します。