昔の電卓と現在の電卓の中身を比較する。ITへの扉(入門編) No.31
2022年6月1日カテゴリー:
ITへの扉
写真10の左側は社内にあった1980年頃の当時最新式の電卓COMPET CS-1109D(SHARP)で、右側は現在のSHARP製電卓です。昔に比べると小型・薄型化し、価格はかなり低価格になりました。
写真10 左:電子式卓上計算機COMPET CS-1109D
右:ELSI MATE EL-N432いずれもSHARP製
中身が気になりケースをあけてみまし
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その42 機関車入換え作業の動画
2022年5月25日カテゴリー:
オリジナル転車台
機関車の入れ替え作業の動画を掲載しました。YouTubeの動画に初めて字幕と音楽を入れてみました。ワールド工芸B20は2軸ですので集電が不安なところがありますが、何とか無事に入れ換えができました。
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その41 方向切替スイッチの配線について2
2022年5月4日カテゴリー:
オリジナル転車台
前回の投稿でトグルスイッチの構造が分かりました。また、トグルスイッチのレバー位置でパワーパックからの電圧の極性が切り替わるしくみも分かりました。
機関車の入替え作業を行う上で、トグルスイッチの操作が結構混乱するのではと思います。このしくみに基づいて、トグルスイッチのレバー位置により線路に供給される電圧の極性とそのときの機関車運転方向がどのように変わるのかについてまとめてみました。
機関
デジタルがノイズに強い理由。ITへの扉(入門編) No.30
2022年5月1日カテゴリー:
ITへの扉
デジタルの教科書では、値(2進数)を「0」と「1」で表現しますが、実際の回路では、「0」と「1」のそれぞれに対して電圧が割り当てられます。通常は回路に供給する電源電圧により決まり、例えば、電源電圧が5Vのときには、図5のように「0」は0Vで、「1」は5Vとなります。 しかしながら、「0」、「1」がそれぞれピッタリと0V、5Vである必要はありません。デジタルICでは図6のように「しきい値(
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その40 方向切替スイッチの配線について
2022年4月30日カテゴリー:
オリジナル転車台
パワーパックから転車台線路及び、周囲線路の配線方法についてまとめてみました。今回使用した方向転換用のスイッチは2回路2接点ON-OFF-ONのトグルスイッチを使用しています。一般に通販で購入できるタイプです。
このスイッチの構造は下図のようになっています(構造が違うものがあるかも知れませんので、製品の仕様書を確認する必要があります)。外部の端子は6本あり、2番ピンと5番ピンが共通の端子(コモ
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その39 操作室の照明の確認等
2022年4月23日カテゴリー:
オリジナル転車台
スリップリング回り等、電気関係の配線ができましたので、操作室の照明(LED)が動作するかどうかをチェックしました。下記YouTube動画に登録しました。
ちょっと見にくいですが、ガーダーの起動と同時にLED照明がオンし、停止と同時にLED照明がオフしているのがわかります。
転車台の制御盤と転車台の動作する様子を動画にしました。
操作盤のつまみで
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その38 スリップリング配線
2022年4月9日カテゴリー:
オリジナル転車台
ギヤボックスからの回転軸に橋桁と線路、ガーダーの取付け作業をしました。橋桁を回転軸にねじ止めする前に、転車台線路からの配線と、操作室のLEDからの配線を、回転軸の中空部の穴に通しておきます。中空部は金属ですので、電線との擦れで万一被覆が破れるとショートしますので、念のため、外径4mm、内径3mmのプラスチックパイプを中空部にいれておきました。中空部は下の写真の橋桁中央に見えるところです。上にカップ
ICを使用してAND回路を検証する。ITへの扉(入門編) No.29
2022年4月1日カテゴリー:
ITへの扉
これまでの記事で論理回路の動作を紹介してきましたが、今回はAND回路を内蔵したロジックIC(SN74HC08Nテキサス・インスツルメンツ社)が、真理値表(表2)の通りに動作しているのかどうかを実験により検証してみました。
表2 AND回路 真理値表
状態
入力
出力
A
B
OUT
1
0
0
0
2
0
1
0
3
1
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その37 ガーダー軸取付部の改良
2022年3月31日カテゴリー:
オリジナル転車台
回転軸にガーダーを取付けるためのガーダー取付けジョイントは、下の写真のようなもので、中心の穴に軸を挿入して、横から止めねじ2本で固定していたのですが、ねじを締めると、軸とジョイントの穴とのわずかな隙間により傾きが生じて、ガーダーの水平が保たれなくなり、ガーダーの両端では無視できない誤差(0.2~0.3mm程度だと思います)となるようです。
もともと、この問題を避けるために、下の写真の
転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その36 ガーダー周りの配線
2022年3月12日カテゴリー:
オリジナル転車台
今回はガーダー周りの配線を行いました。具体的には、線路への給電線、操縦室LEDへの給電線、それとスリップリングまわりの配線です。
ガーダーは回転しますので、そのまま電線で接続すると、いずれは電線がねじれてしまい、回転できなくなります。そこで、スリップリングを介して、電源からの配線を接続することになります。ネットで検索すると、ツバメ無線のSRG-35-6Gという6極のスリップリングがありました