改造の方向が見えてきましたので、まずは樹脂部品・ホワイトメタル外しと、塗装はがしを行いました。樹脂部品は接着剤で付いているので、カッターや指先で力を加えると簡単に外れました。ホワイトメタルの元空気溜は1つはもともと外れていましたが、もう一つは接着剤で付いていたので同様にして簡単に外れました。前扉部ははめ込み式なので、抜くだけです。
塗料はがしで、シンナーを使う場合はにおいが強く、溶けた塗料でシンナーがすぐによごれてしまい、廃液処理も大変なので、何かよい方法がないかをネットで調べると水性の塗料はがし剤というのがホームセンターで売られているという情報があり、早速これを購入しました(画像1)。これはシンナーのように塗膜を溶かすのではなく、金属表面からはがすタイプのようです。
実際に使用してみました。購入したのが100ml容器なので、それほど量がなく、塗料はがし剤の中にどっぷりと漬けられないのですが、漬け込まなくても表面に液を垂らして放置すると塗膜が浮き出てきたので、それをつまんで除去することで、大部分の塗膜をはがすことができました。
取り残しがある場合には、この後シンナーを使用してもよいかもしれません。最初に塗膜の大部分を除去しているので、シンナーの汚れを防止できそうです。
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塗膜を除去したのが、画像2です。前扉が前照灯や手摺、ハンドルが一体成型になっています。これは作り直したいところですね。
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デフレクターを窓付きに変更するために、取り外しました。これまでの真鍮キットでははんだごてを使っていましたが、今回はガスバーナーを使用してみることにしました。ホームセンターでは小型のハンディバーナーが数種類ほど販売されていましたので、今回は価格が比較的手ごろなものを購入しました。最初に購入したものは、ガスボンベからガスを注入するタイプでしたが、小型で便利ではありますが、連続使用時間が20秒と書いてあり、繁に使用していると保護機能が働くのか、しばらく使えなくなり、作業性が悪かったです。
再度ホームセンタで同じ価格帯の別のメーカー品を購入しました(画像4)。これは100円ライターを挿入するタイプです。連続使用時間が1分(1分以下でも断続的な使用はしないこと)と書かれていました。これを使用すると前者のバーナーよりも作業時間が長く、使い勝手が良かったです。頻繁に繰り返して作業すると保護機能が働くのか、点火しなくなります。このバーナーを2個~複数個を用意して、交代で使用するのもよいかもしれません。使用にあたっては、使用説明書に従い、自己責任でお願いします。(使用による事故・けがについては当方では責任はとれません。)
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