安達製16番のC61-2のボディを外したところが画像1です。ボディ(画像1上)の元空気溜の下側が1つ外れているのが分かります。接着剤が外れたようです。外れた部品は中古セットの小箱の中に添付されていました。下回り(画像1下)には棒モータがついています。ゴム製のカップリングは健在のようです。
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前回の投稿でも書きましたが、試運転をしたところ機関車の動作が不安定で、動いたり止まったりの状態でした。各部のチェックをすると、炭水車の板台枠(画像2上)の車軸が入る円い穴(上側の穴部)の直径がわずかではありますが大きいため、軸受座(ネットで調べるとこの部分はこのように呼ぶようです。画像2下の穴に入る軸部分)が穴の奥に入りすぎて、車輪のボスと接触していたのが原因でした。こちら側の車輪は絶縁側なのでここが接触するとボディとショートしてしまいます。
対策としては穴の奥に画像2上に写っている白い小さなプラバンを挿入して軸受座が必要以上に入らないようにしました。
画像2下の車輪が外れているのは、車輪の構造を調べているときに抜けるのかどうかを試していたところ外れてしまいました。ここはあまり外さない方がよいかと思います。
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炭水車の問題を修正して組み立て後に再度試運転をしてみると、ショートの問題は解決しましたが、モータのパワーがいまいちで、画像1のギヤボックスや車軸の固まった油を掃除しましたが、あまり効果がなく、おそらくモータの劣化も考えられるので缶モータに交換することにしました。