鉄道模型製作所のロゴ

HO(16番)の転車台の製作(15) ピットのウェザリングを行う

2024年9月23日カテゴリー: オリジナル転車台

転車台をジオラマベースに取り付けた状態でウェザリングをしようかと思い、やってみましたが、姿勢がつらく、作業性が悪いのであきらめました。やむを得ず、取り付けた転車台を再度取り外しての作業となりました。塗装に関してはあまり得意でなく、特にウェザリングは不慣れなので試行錯誤で行いました。実際の梅小路の転車台の写真(画像1)を見ながら再現しようとするのですが、実際に行ってみると汚しているだけのような気がしてきます。

 

画像1 梅小路の転車台

 

ウェザリングを行った上路式(梅小路風)が画像2のようになりました。画像1の実物と比べるとかなり差がありますが、あまりやりすぎると汚くなってきますので、ここら辺で妥協しました。コンクリートのつぶつぶ感が欲しい気がします。あとコンクリートがもっと白に近い色のほうがよいのではと思いました。

ウェザリング後はつや消しのトップコートをスプレーして表面を整えました。最後に周回レールの上面の塗料を溶剤(ツールクリーナ)をしみこませた綿棒でふき取りました。

行った感想としては、画像2の状態まで組み終わった段階では、マスキング等の手間がかかったり、作業性が悪いので、画像3の状態でピット底面の塗装とウェザリングを済ませておいたほうがよかったと思います。また、ピット側面壁と底面の境界は隙間なく接着(場合によってはパテ等で埋めておく)しておかないと墨入れのときに隙間に入り込んでしまい墨入れができませんでした。

 

画像2 上路式(梅小路風)のピットをウェザリングした状態

 

画像3 この状態でピット底面の塗装とウェザリングを行う

 

ピットがすり鉢になっている上路式も画像4のようにウェザリングを行いました。下路式のピットはもう少しウェザリングについての情報を得てからトライしようかと思います。

 

画像4 すり鉢状の上路式ピットをウェザリング