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HO(16番)の転車台の製作(8) ギヤボックスの製作

2024年7月19日カテゴリー: オリジナル転車台

以前Nゲージの転車台ではアルミの削り出しで作ったのですが、これでは結構コストがかかりますので、今回は鉄板で作ることにしました。構造自体は両者共に同様です。

 

外観は画像1、2で、画像1はギヤボックス上板で、画像2はギヤボックス下板です。2種類共に、1.2mmの鉄板をレーザーカットで業者さんに作ってもらいました。画像1に取り付けている6本の六角支柱は上板と下板を取付けるための支柱で、これら六角支柱の上部にギヤボックス下板をねじ止めします。残り4つの穴はピットのベース盤下板に取り付ける穴です。ベース盤の上側から皿小ねじを通して、ギヤボックス上板を別の六角支柱4個で止めます。この4個の六角支柱と先ほどの6個の六角支柱の合計10個の支柱でギヤボックス下板を取付けることになります。頑丈すぎるようにも思えます。

 

画像1 ギヤボックス上板の外観

 

画像2の4個の六角支柱は先ほど述べたようにベース盤にギヤボックスを取付けるための支柱です。ギヤボックス上板を取付けた後に、ベース盤にねじ止めします。中心の穴は駆動軸のベアリング用のΦ12の穴です。手前の大きい穴はステッピングモータの軸部が入る穴です。

 

画像2 ギヤボックス下板の外観
 

 

ギヤボックス上板と下板を組み立てたのが画像3、4です。画像3は上からみた様子で、画像4は下から見た様子です。画像3のベース盤取付用の穴4個の裏には六角支柱が取り付けられていて、画像では認識できませんがナットがあり小ねじで取付可能です。

 

画像3 ギヤボックスの上からみた外観

 

画像4 ギヤボックスの下から見た外観

 

ギヤボックスをベース盤下板に取り付けたのが画像5です。作業の投稿が後先になりましたが、ベース盤側から皿小ねじでギヤボックスをねじ留めしていますので、以前の投稿にあった周囲レール型紙を張る前にこの作業をしておかないと、型紙を張ってからではねじが入らなくなります。

 

画像5 ベース盤に取り付けたギヤボックス

 

駆動軸はΦ8の鉄製で中心部は電線を通すために穴があいています。ギヤは歯数120、モジュール0.5の真ちゅう製の平歯車です。ギヤを駆動軸に取り付けたものが画像6です。軸と歯車はフランジで固定しています。

 

画像6 平歯車を取付けた駆動軸