従来の模型では主流であった棒モータですが、技術の発展でモータの性能があがり近年では缶モータと呼ばれる小型化・高性能化したモータが主流となっています。今回手に入れたC61-2もかなり古い模型で画像1のように棒モータが搭載されていましたので、缶モータに交換することにしました。
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今回使用したモータは表1のモータです。モータマウントは市販品があるので、購入して試してみたところ、取り付け位置等が異なるため、画像2のように1mm程度の鉄板で自作しました。モータの軸には購入した軸径変換ブッシュを接着して、これに新しく購入したジョイントチューブを挿入しました。
名称 | 型番 | メーカー |
鉄道模型専用コアレスモーター | LN-1625 | モデルアイコン |
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これを台車に組み込むと画像3のようになります。マウントの取り付け穴は以前あいていた穴を使ってねじとナットで止めしました。モータへの配線はマウントに取り付けたラグ板がプラス側で、炭水車から給電する画像4のドローバーがマイナス側になります。ドローバーは炭水車から機関車に電気を伝える重要な部品ですので、以前投稿したように今回新調しました。
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モータの結線を終えた後にモータに通電し、機関車を線路上で動かしてみましたが、モータの性能がよく、機関車は低速でも滑らかな動きをすることを確認しました。