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転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その34 コントローラの製作

2022年1月29日カテゴリー: ブログ

転車台の駆動基板は前回紹介したようにスイッチで操作する以外に、別途製作するシリアル通信リモコンで操作する機能を実装しており、こちらの方が視覚的には操作しやすそうなので、今回、こちらを採用することにしました。
以前ジオラマ(下の写真)で作った24分割(15度)のリモコン(操作盤の中心より少し左側のつまみの部分)があったので、これを40分割(9度)バージョンに改造することにしました。

24分割のリモコンはこんなものでした。右側が操作基板です。中心がロータリーエンコーダで、これを回すことにより転車台の停止位置を指定します。転車台の現在位置と目標位置は周囲に配置した24個の緑色LEDで指示します。また左側が制御基板で、エンコーダ信号の読み取り、LEDの制御、転車台とのシリアル通信を行う基板です。この基板は以前DCCコントローラの制御基板として作ったものを流用、改造して使っています。

今回のリモコンは40分割なので、40個の緑色LEDは結構スペースを取ります。また今回、列車の駆動はDCC(デジタルデマンドコントロール)ではなく通常のパワーパック方式で行いますので、各40分割分の線路に電気を供給するためのスイッチが40個必要になりますので余計にスペースが必要になる訳です。結果的に下の写真のようなLEDの配置となりました。LEDを配置する円周の直径は12cm程度になります。24分割のときは6cm程度でしたから、直径が2倍になっています。LEDのスペーサは1mmのアクリル板をレーザーでカットしています。

裏側のLEDの配線はこのようになっています。

操作部の基板はこんな感じです。中心がロータリーエンコーダで、指で回すと心地よいクリック感が伝わります。このロータリーエンコーダはプッシュスイッチが付いていて、つまみを押すとスイッチの接点が閉じる機能があるので、転車台の始動スイッチとして使いました。前回の24分割のときは別にプッシュスイッチを設けていました。

操作部の基板とLEDとの接続はこんな感じです。この配線をした上で、2つ上の写真で示した、LEDの配線が加わります。白いアクリル板は操作部基板、40個のLEDと40個のトグルスイッチ(40か所の周囲線路に供給する電源の極性を切替、またはオフにする)を取り付けるものです。これもレーザーカットしました。

40個のトグルスイッチ(赤い物体)を取り付けたのが下の写真です。これを見ると分かるようにトグルスイッチのスペースが結構大きく占めています。トグルスイッチはON-OFF-ONの2回路2接点タイプでパワーパックから線路に供給する電気の極性を切り替えることができます。