3mmのアクリル板2枚をアクリル用接着剤で接着し、側面の凸凹をパテで滑らかにして、最後にグレーで塗装しました。内側の側面のみを塗装したかったので、上面をマスキングしてから、内側側面を塗装しました。
そして、周囲の線路が取り付けられるアクリル1mmの部材を茶色に塗装しました。上面とピットを接着してから塗装すると、線路取付用のナットに塗料がついて、小ねじの通りが悪くなるのを避けたかった(ナットの部分をマスキングしてもよいのですが、ナットの数が多く手間が掛かりそうなのでやめました。)のですが、結果的には後で記述しているように、上面とピットを接着してから再度茶色の塗装をする羽目になりました。
ピットの底をグレーで塗装して、さらにウェザリングを行いました。
上面とピットをアクリル用接着剤で接着しました。接着剤が注射器から飛び出して、いろいろな所に飛び散り、その部分を指で押さえてしまうと、下の写真のような跡がついてしまいました。
上面とピット側面の境界部分がまだ塗装できていないので、この部分の塗装と指の跡がついた部分を再塗装するために、ピット側面をマスキングして茶色で塗装しました。ナットの部分は数が多いので、ナットの穴のマスキングを省略して、塗装してみました。
こんな感じで仕上がりました。塗料がナットのねじ部に付着して、小ねじが通りにくくなる恐れがありましたが、結果的にナットと小ねじの嵌めあいは問題ありませんでした。
裏側は隠れるところですので、塗装は省略しました。マスキングしていなかったので、茶色の塗料が回り込んで、薄くついています。
この後、前回塗装しておいたレールをピット底部に接着します。この部分の接着はアクリル用接着剤を使うと、先ほどの失敗例のように接着剤がいろいろなところに飛び散り、さらにそれが塗装した塗膜を侵食することが予測できます。従って、ボンドクリヤーをホームセンターで入手できるペイント薄め液で希釈して接着しました。接着後、平な所に置き、軽く重しをして、半日ほど放置しました。
その後、スリム小ねじで部材を組立てたのが下の写真です。