画像1がガーダに使用する部品です。部品内訳は両端板2個と中央駆動軸取付板1個ですべて1.2mmの鉄板をレーザーカットで業者さんに製作していただきました。四角形の棒は2本は4mm角で4mm×4mmのキー材から作りました。両端板と中央駆動軸取付板をM1.7の皿小ねじでねじ止めするためのタップ加工を行っています。画像2が製作した部品を組立てたものです。
両端板と中央駆動軸取付板ともに皿小ねじ取付時に頭部の出っ張りをなくすために皿もみをしています。ボール盤は実験室で使う手軽なものを使い、手作業で行いました(画像3)。一般的に手作業で皿もみをすると、おむすび状のいびつな形状に仕上がるのが常ですが、今回は皿もみ用の刃物はcountersink(カウンターシンク、皿頭)で不等分割刃を使って行いました。その結果かどうかは分かりませんが、同心円状の皿もみができました(画像4)。
皿小ねじは0番1種、呼び径M1.7の皿小ねじを使用しています。通常の皿小ねじは呼び径M2からの規格です。0番1種は頭の径や高さが通常の規格よりも小さいので使用する部位によっては使い勝手がよいねじです。ちなみにM1.7の皿小ねじの規格で、頭部の直径は2.5mm、頭部高さは0.5mmです。板金の厚みが1.2mmですから、皿もみすると頭の出っ張りはなくなります。
皿もみ前 | 皿もみ後 |