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転車台9度バージョン製作(Nゲージ)その23 牽引車(操縦室)

2021年8月31日カテゴリー: オリジナル転車台

蒸気機関車EX(イカロス出版)によると操縦室は牽引車というそうです。操縦室の下に動力がついていて、ピットに設置したレールの上を動くからだと思います。

上記書物の図面を参考にして、イラストレータで製図後、レーザー加工機でケント紙(0.3mm)と厚紙(0.6mm)をカットします。写真の上は0.3mmで下が0.6mmです。

 

0.6mmの部品を組立て、土台とします。

 

この上に0.3mmの部品を貼り付けていきます。

 

入口の戸を貼り付けます。

 

カバーと下回りを取り付けます。屋根の取付は、写真撮影を忘れて、記録がありません。

 

この後、操縦室の照明が欲しくなり、現物がどんなものか、または実際に設置されていたのか分からないため、ネット等で調べましたが、室内の写真が掲載されているサイトが見当たりませんでした。かろうじて、梅小路機関車館の転車台が夜に回転している動画を掲載してくださっているサイトがあり、確かに室内の照明と窓の上あたりにガーダーを照らす照明が点灯していたので、照明は実際にあったことを確認。そこで今回は、室内灯のみを設置することにしました。

室内は結構せまいので、電球色のチップタイプのLEDとチップの抵抗を基板の上にはんだ付けして、電源供給のためにリード線を外部まで引き出す仕様としました。

 

基板を屋根の裏側に貼り付けたのがこれ。

 

屋根を操縦室に貼り付けたのがこれです。塗装と窓の透明板貼り付けは予め行っています。

 

転車台を操縦する人が必要ですので、作業員に中に入ってもらうことにしました。TOMYTECのザ人間104の鉄道員がちょうど相応しいと思い下の写真の人を選びました。

 

操縦室の下の穴からゆっくりと室内に入ってもらいました。LEDを点灯させるとこのようになりました。ちょっとLEDが明るすぎるようにも思いますが、これでも抵抗値を大きくしてかなり電流を絞ったつもりなのですが。部屋が明るいと、ここまで目立ちませんでした。