34.土手を追加しました

 ストラクチャを配置し終えて、全体を眺めると、もう少し変化が欲しくなり、土手を追加することにしました。
 基礎は山と同様に発泡スチロールで作りました。
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そして、プラスタークロスを貼り、シーナリープラスタを塗り、塗装しました。
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ベースのスチレンボードはすでにカラーパウダーを撒いていましたが、それをカッターで切り抜くと、このようになりました。
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そして切り抜きた部分に土手を接着剤で貼りつけると。
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すきまを発泡スチロールに使用できるパテで埋めました。
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そしてカラーパウダーを撒くと、こんな感じになりました。凹凸があるため、上から撒いても陰の部分がどうしても撒きづらいです。若干地肌が見えています。
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33.ストラクチャーを追加しました

 先日模型屋さんで商品を眺めていると、グリーンマックスの信号所、木造詰所、踏切セットがあったので購入しました。組み立て後に塗装、ウェザリングをして、ジオラマに仲間入り。
 キットのベース部分の厚みが薄かったので、スチレンボードの上側の紙のみをはがして、そこに接着しました。こういうときにはスチレンボードは最適で、カラーパウダーを既に撒いていても、紙ごと剥がすことができるので便利です。
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 たまたま以前購入していた、トミーのジオコレ「電車庫A2」を発見しましたので、これも組み立てました。こちらの方は既に塗装済みですが、窓枠の白が目立ち過ぎたので、少々ウェザリングをしました。
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そして、機関区にはかかせない「ヤード照明灯」はトミーから発売していましたので、模型屋さんに取り寄せてもらいました。(店頭にはなかったので)
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32.カラーパウダーを撒く

 バラスト撒きがほぼ終了したところで、次に地面のところにカラ―パウダーを撒きました。まずはスチレンボードの表面を隠すつもりで、全体を均一にふり掛けました。 使用したのはトミーのカラーパウダー ブラウンです。
 最初に木工用ボンドの水溶液を刷毛でスチレンボードに塗り、茶こしを使って薄くパウダーを撒いて行きました。そのあと、スポイトで木工用ボンドを滴下しました。表面張力のため最初は玉状になりますが、そのうちパウダーにしみ込んでいくようです。
 また、木工用ボンド水溶液が泡になり、乾いていく途中で泡が割れると、その跡がクレーター状になる場合が結構ありましたが、そのときは指でトントンと軽く押さえてやると目立たなくなりました。いずれにしても、この後、仕上げにパウダーをふり掛けますので、とりあえずはこれで良しとしました。
 撒き終えた状態の写真を掲載します。まずは右手方向の景色です。スチレンボードの艶のある表面から一転して、地面らしくなってきました。

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そして左手方向です。
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31.山に木を植えました

 KATOのフォーリッジクラスタを使って木を植えていきました。山はこんな感じになりました。山らしくなりましたか?
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そして崖はこんな感じに、予想した通り斜面が急なため木を植えるとかなり違和感があったので、予定を変更して、比較的緩やかな斜面にのみ木を植えました。それ以外はコンクリートで覆った崖をイメージして塗装しました。
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そしてベースに配置すると、こんな感じです。左の崖にはもう少し緑をちりばめた方が雰囲気が出そうですね。
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30.山の塗装

 山の下地を塗装しました。ついでに石垣も取り付けました。石垣はグリーンマックス製の石垣Bを塗装して使用しました。色は泥、苔、錆で汚れた、かなり古くなった石垣をイメージしました。
 石垣の部分が斜めで、カーブになっているので、そのままでは取り付けしにくいため、熱を加えて若干変形させました。これがなかなか思ったように行かなくて、ちょっといびつになりましたが、前向きに解釈すると、これが逆に古さを醸し出しているようです。
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 崖の方はこんな感じです。土の部分があまりに切り立っているので、ここに木を植えると違和感があるのでは?
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 トンネルの壁を艶消し黒で塗装しました。
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 とりあえず、ベースの上に置いてみました。まだ山の雰囲気は出ていないようですが、これで左右奥のスペースの余白が無くなり、バランスがよくなったのでは?
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29.山の製作

 発泡スチロールがありましたので、それを使いました。そのままでは使いにくいので、ブロック状になるようにスチロールカッターで切って使いました。
 まずはトンネルから始めます。津川製のトンネル入り口を購入しましたので、その入り口の寸法よりも少し大きくなるようにブロックをカットします。
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 これを線路に沿ってならべて接着するのですが、今回は線路がカーブになっていますので、あらかじめコピー用紙を線路にあててトレースしたものに並べていくことにしました。
 下の写真はトレースした型紙です。
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 この紙の上に先ほどのブロックを接着していきます。接着剤はボンドGクリヤーを使用しました。ボンドG17を使うと発泡スチロールが溶けますので、要注意です。
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 この上に山を作っていきます。トンネル部をベース板に載せて、ブロックを適当に切りながら、貼りつけていきます。
 ほぼ貼り終えたのが下の写真です。

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 こちらは左側の崖です。

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 貼り終えたものをベース板から取り外します。

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 山の表面を適当に整形し、必要があれば、すきまをパテで埋めます。隙間があっても、後工程のプラスタークロスを張れば問題ありません。パテは発泡スチロール用を使用しないと、発泡スチロールが溶ける場合がありますので、要注意です。
 何となく山の形はできてきました。

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 KATOのプラスタークロスを使って見たかったので、発泡スチロールの上に張り付けていきました。プラスタークロスは手軽に使えて、山の凹凸も再現できて大変満足しています。
 プラスタークロスだけでは布目が見えているところがありますし、岩肌の感じを出すために、トミーのシーナリープラスターを薄く塗りました。下の写真はプラスタークロス(白いところ)を貼った後、シーナリープラスター(グレーのところ)を塗っているところです。
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 そして塗り終えたところです。プラスターが乾いたあと、製作時に貼りつけていた山の側面や裏面の紙をはがして、1mm厚の発泡塩ビ板に貼り替えました。
 そして、各所のすきまをパテで埋めていきます。こうするとプラスターの端がくずれるのを防ぐことができます。

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 トンネルの入り口を貼りつけます。トンネル入口はウェザリングをしています。山の中腹には山をベース板から取り外すための取っ手をつけています。取っ手は針金を山の裏側で円状に丸めて固定し、山を貫通させて中腹まで伸ばしてきています。

 裏から眺めるとこんな感じです。トンネルの内側はでこぼこしてますが、これで我慢します。トンネル入り口には紙をはめ込んで、ボロ隠ししました。

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 ベース板上の山の位置がずれるのを避けるため山側にナットを取り付けて、ベース板にねじで軽く固定します。下の写真の山の裏に見える小さな穴は、ナットを取り付けた部分です。

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 最後に完成した山をベースに載せて写真撮影。

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28.背景の絵を描きました

 ベース板のふちがスチレンボード丸出しですので、化粧板を貼りました。ついでに背景がさみしいのと
、ボリューム感を出すために両側に山を作ることにしました。そのため両側の板は山の形に切り抜きました。
 背景を描くために、化粧板の裏側にA3のコピー用紙を数枚、木工用ボンドの水溶液で貼り付けました。ちょうど障子を貼る要領で、水分が乾くと表面が伸びきってきれいにできました。
 そして、アクリル塗料で書いていきました。中学校以来のお絵かきですので、一苦労でした。アクリル塗料が手持ちであったので、それを使いましたが、絵具の方がよかったかと思います。
 絵を描き終えたら、最後にクリアラッカーをスプレーして完了。

背景はこんな感じになりました。
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全体を見るとこんな感じです。両側は山を作る予定です。
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27.ポイント破損につき交換

 機関庫等も配置できたので、とりあえず列車がうまく走るかをテストしていたところ、ポイントが1か所動きづらいことが判明しました。1方向は動くのですが、もう1方向が動きにくくなっていました。
 これは、おそらく塗料が回り込んだのではと思い、回り込んだ塗料を剥がす目的で、何回もポイントを切り替えていますと、突然、切り替えの線路が脱落しました。ポイントを触ると案の定、熱くなっておりました。
 なんとかポイント交換を避けたい気持ちでしたが、もはやこれまで、ということで、ポイント交換することにしました。
 スチレンボードが邪魔なので一部を剥がして、カッターナイフの刃をべニア板と線路の隙間に入れて、線路とポイントを取り外しました。
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そして、新しいポイントと線路を再度接着しました。フィーダーの電線も取り付けしました。
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この後、スチレンボードを除去したところに、再度スチレンボードを張り付けて、バラストを撒いて、注意深く、塗装して、もとの状態に戻しました。

 故障したポイントがなぜ動かなかったのか調べました。おそらく塗料が回り込んだと思い、摺動部を調べましたが、特にそういう箇所はなく、さらに調べるとポイントの手動レバーとポイント本体ケースとの隙間のケース側に若干の出っ張りがありました。これが手動レバーと接触していたのではと思います。
 おそらく、ポイント駆動ユニットと交換するときに本体ケース部にピンセットをあてて、作業したような気がするので、その部分がつぶれたのではないでしょうか。ポイントが壊れてしまったので検証しようがありませんが。
 ちなみに、はずれた部品のすぐ下にはコイルがあり、これの発熱でポイント部品のストッパーが溶けたようです。

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26.機関庫、ストラクチャーの取り付け

 扇型機関庫と複線機関庫をベースに取り付けました。当初は接着剤で付けようかと思っていましたが、後々のメンテナンスを考慮して、木ネジで固定することにしました。
 扇型庫と複線機関庫はともに天井を取り外し可能にしていますので、天井を外して、木ネジを緩めることができます。取り付け位置は数か所で十分だと思います。
 というのも、特に扇型機関庫は屋根の面積が大きいので、ベースがひずんでいると建物部の取り付けがゆがみ、天井と建物部の間に隙間がでる可能性があります。案の定、固定箇所を多くとると天井の収まりが悪くなりました。そのため、5か所程度で固定しています。

下の写真は扇型庫の取り付けの様子です。
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下の写真は複線機関庫の取り付けの様子です。

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 ストラクチャーはゴム系の接着剤を少量付けて、ベースに固定しました。ベースにはLED照明用の電線を通す穴をあけています。
下の写真は機関庫、ストラクチャーを取り付けた様子です。
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25.歩道の製作

 線路を横切る歩道?(名前がわかりません)を作りました。まずは転車台の周囲に取り付けてある歩道を作りました。
 実際の写真では角材(枕木?)を使用しているようなので、できるだけこのイメージに近づくように工夫しました。
 今回はプラ板を使用して、角材の継ぎ目はプラ板用のカッターで筋を付けて再現しました。表面をリュータで荒らして、凹凸を入れ、木材の雰囲気を出しました。
 下の写真は、線路の内側に敷くためのものです。筋を入れた後に、こげ茶色に塗装したところです。
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そして両サイドを黄色に塗装します。これを3本づつになるようにカットして使用します。
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下の写真は扇形の部分です。線路と線路の間に入れます。
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そして、転車台の周囲に張り付けました。
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 次に構内を歩くための歩道(呼び方がわかりません)を作りました。これは直線部が多いので、木材で作りました。
 2mm角程度の角材があればよかったのですが、手に入らなかったため、2mm厚のヒノキ材をホームセンターで購入して、それを幅2mmの棒に切断して使用しました。切断した棒を長さ10mm程度に切断します。
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これを紙の上に接着していきます。
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そして塗装すると。
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紙を木の両側でカットすると、テープ状になるので、これを張り付けて行きました。
 実際の写真を見ると、線路外側と歩道の板はほとんど隙間なく接近している状態でしたが、今回は線路のメンテナンスも考慮してある程度隙間をあけています。また線路上面と歩道の上面との高さは実際にはほとんど同じでしたが、これもメンテナンスを考慮して歩道の高さを若干低くしています。
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 下はすべての歩道を張り終えた写真です。
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