23.バラストを撒く

 ベース板の上に張り付けたスチレンボードを茶色に塗り、線路との隙間にバラストを撒きました。機関区ではバラストよりも土がメインの印象があり、バラストはスチレンボードと線路との隙間を埋める程度の少量にしました。

 スチレンボードにカラ―パウダーをふり掛けたときに、スチレンボードの白が目立たないように、スチレンボードを茶色に塗ったところです。

9-T5.jpg 

 そして、バラストをスチレンボードと線路の隙間にふり掛けて、木工用ボンドの水溶液で固めると、こんな感じです。

9-T6.jpg 

この上からカラ―パウダーをふり掛けるつもりですが、今までやったことがないので、どうなるかは不明です。

 レールの色がきれいすぎるので、レールの側面や枕木を茶色に塗装する必要があるかも知れません。現在検討中です。

 

22.スチレンボード貼り付け

 道床と地面の高さをほぼ同じにするために、ベースの上に3mmのスチレンボードを張りつけます。
スチレンボードは道床部分を切り抜く必要があるので、本来は線路固定の前にスチレンボードに線路を載せて、道床の形状をトレースすれば簡単だったのですが、後悔先に立たずです。
 ということで今回は、A3のコピー用紙を縦横にセロハンテープで連結して、ベースの大きさにしてから、それを線路が敷いてあるベースに乗せます。紙の上から線路部を指でなぜながら、鉛筆で線路の形が浮き出るようにこすっていくと、なんとか、線路の形状がトレースできました。
 そして線路の間隔から道床の幅を決めて鉛筆で線を引いていきます。この線がスチレンボードをカットするラインになります。
 ラインが引けたら、紙をスチレンボードの上に固定して、カッターナイフで切っていきます。この方法でも、そこそこの精度でスチレンボードを切れました。
 下がスチレンボードを切ったところです。
9-T1.jpg

9-T2.jpg
 
そしてスチレンボードを木工用ボンドでベースに張り付けていきます。下の写真が貼り付けて、ストラクチャーを配置したところです。
9-T3.jpg

9-T4.jpg
ところでプラットフォームは3mmのスチレンボードでは、若干埋もれ気味になるのでプラットフォームと駅の底に1.5mmのプラ板を張り付けて高くしています。

21.線路の一部撤去しました

今回は非常に地味な作業でした。
ストラクチャーの配置を考えていたのですが、どう見ても、ストラクチャーを置くスペースがないことが判明しました。
あえて置くなら線路の間に窮屈に配置することもできたのですが・・・。
ということで、一部線路を撤去することにしました。下の写真のように転車台から右下に伸びる線路を削除しました。(若干、接着剤の後が見えます。)ここに機関区施設を配置予定です。
 線路撤去に伴いコントロールボックスのレイアウト配置図も変更になり、これを行うためにはスイッチ等すべて取り外す必要があり、結局、基板をすべて外すはめになりまして、結構大変な作業でした。

21-T1.jpg

ついでに転車台の線路も一部短くして、シーナリー用のスペースにすることとしました。下の写真の転車台から、左上と右下に伸びる線路を短くしています。(若干、接着剤の後が見えます。)
21-T2.jpg

最初から、完成した姿を描きながら作っていくべきでした。

20.転車台を塗装しました

転車台の操作室を取り付け、受電ゲートとともに塗装しました。操作室はトミー製の転車台のものを外して、取り付けました。

1-T12.jpg

9600のDCCデコーダー取り付けも完了しましたので、記念に動画を撮影しました。ぜひご覧ください。

(動画再生にはAdobe Flash Playerが必要です。)

get_adobe_flash_player.png

19.DCCデコーダー取り付け(9600)

KATO製9600にデコーダーを取り付けました。

この機関車はテンダーに取り付けるようで、テンダーを分解した結果、下の写真のように装着するのがベスト?かと思い、この方向で作業を進めることにしました。

取り付け場所はちょうど石炭が積載されているところで、裏側はくぼんでいましたが、柱のようなものが1本立っていましたので、これを削り取りました。

またデコーダの長さが長くて入らなかったので、デコーダーを保護している赤い被覆の端を基板すれすれまでカットして、ようやく下の写真のように入れることができました。

8-1T.jpg

そして、ウェイトを載せるのですが、若干デコーダーとウェイトが干渉するので、ウェイトの上面を削りました。

8-2T.jpg

そして各部品を組み合わせていきます。干渉する部分は慎重に削ります。基板をネジ止めすると下の写真になります。基板の右側中段は後部LED用のパターンですから、線路からの給電部分とLED部のパターンを切り離します。

8-3T.jpg

機関車を分解すると下の写真のようになります。KATOの樹脂部品はきっちりと作られていて、分解して組み立てても部品がしっくりとはまり、元の状態になります。品質は素晴らしいです。さすが老舗の実力ですね。

ところで下の写真の左下はヘッドライト用LEDですが、この基板についても線路からの給電部分とLEDをつなぐパターンを切り離します。

8-4T.jpg

そして機関車部の結線をします。私はデコーダーの電線とは別の電線で機関車部を結線してから、テンダー部分でデコーダの電線と接続するのがやり易いのでこの方法を使いました。

この方法ですと、デコーダの電線よりも細い電線で結線できるので、機関車とテンダーとの渡り配線の動きがよりスムーズになります。(あくまでも私の説です。)

結線のイメージは下の写真のようになります。下の写真ではモータ結線はデコーダの電線を使用していますが、最終的には別の電線に変更しています。

また線路からの給電用の電線も機関車からテンダーに飛ばしていますので(できるだけ給電不良を無くすため)、合計6本が機関車とテンダー間に渡っています。

給電用の電線ですが、モータへの給電に使用していた、モータ下部の架台から伸びる端子があるのですが、このモータへの端子は切断する必要があるため、切断した後の残骸に電線をはんだ付けして先ほど述べたテンダーへの給電用電線としています。

8-5T.jpg

そして機関車上部を被せると、下の写真のようになります。このときも電線を通す部分を若干削り取りました。

8-6T.jpg

機関車からの配線をテンダーに装着したデコーダーの配線と接続します。テンダーに接続するスペースは基板上しかないのでここに収まるように試行錯誤します。(悪戦苦闘しましたので、写真を撮ることを忘れてしまいました。)

できるだけ線路からの給電状況を改善するためにテンダーの最後部の車輪からも給電できるように、0.03mmの銅箔テープを貼り付けて、車輪の軸穴のくぼみをとがったもので凹ましました。

第一、第二車輪も取れやすくなっていたので銅箔テープをはって車輪を抜けにくくしました。

8-7T.jpg

試行錯誤しながらの改造でしたので、時間がかかりましたが何とかDCCデコーダ取り付けを完了しました。

また残念ながら機関車上部を取り外すときに、一部装飾パーツを折ってしましました。

この改造は細かい作業や、はんだ付けが苦手な方はやめた方がよいと思います。その場合はKATOさんでデコーダー取り付けサービスがありますので、そちらをお勧めします。

8-8T.jpg