27.ポイント破損につき交換

 機関庫等も配置できたので、とりあえず列車がうまく走るかをテストしていたところ、ポイントが1か所動きづらいことが判明しました。1方向は動くのですが、もう1方向が動きにくくなっていました。
 これは、おそらく塗料が回り込んだのではと思い、回り込んだ塗料を剥がす目的で、何回もポイントを切り替えていますと、突然、切り替えの線路が脱落しました。ポイントを触ると案の定、熱くなっておりました。
 なんとかポイント交換を避けたい気持ちでしたが、もはやこれまで、ということで、ポイント交換することにしました。
 スチレンボードが邪魔なので一部を剥がして、カッターナイフの刃をべニア板と線路の隙間に入れて、線路とポイントを取り外しました。
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そして、新しいポイントと線路を再度接着しました。フィーダーの電線も取り付けしました。
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この後、スチレンボードを除去したところに、再度スチレンボードを張り付けて、バラストを撒いて、注意深く、塗装して、もとの状態に戻しました。

 故障したポイントがなぜ動かなかったのか調べました。おそらく塗料が回り込んだと思い、摺動部を調べましたが、特にそういう箇所はなく、さらに調べるとポイントの手動レバーとポイント本体ケースとの隙間のケース側に若干の出っ張りがありました。これが手動レバーと接触していたのではと思います。
 おそらく、ポイント駆動ユニットと交換するときに本体ケース部にピンセットをあてて、作業したような気がするので、その部分がつぶれたのではないでしょうか。ポイントが壊れてしまったので検証しようがありませんが。
 ちなみに、はずれた部品のすぐ下にはコイルがあり、これの発熱でポイント部品のストッパーが溶けたようです。

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26.機関庫、ストラクチャーの取り付け

 扇型機関庫と複線機関庫をベースに取り付けました。当初は接着剤で付けようかと思っていましたが、後々のメンテナンスを考慮して、木ネジで固定することにしました。
 扇型庫と複線機関庫はともに天井を取り外し可能にしていますので、天井を外して、木ネジを緩めることができます。取り付け位置は数か所で十分だと思います。
 というのも、特に扇型機関庫は屋根の面積が大きいので、ベースがひずんでいると建物部の取り付けがゆがみ、天井と建物部の間に隙間がでる可能性があります。案の定、固定箇所を多くとると天井の収まりが悪くなりました。そのため、5か所程度で固定しています。

下の写真は扇型庫の取り付けの様子です。
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下の写真は複線機関庫の取り付けの様子です。

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 ストラクチャーはゴム系の接着剤を少量付けて、ベースに固定しました。ベースにはLED照明用の電線を通す穴をあけています。
下の写真は機関庫、ストラクチャーを取り付けた様子です。
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25.歩道の製作

 線路を横切る歩道?(名前がわかりません)を作りました。まずは転車台の周囲に取り付けてある歩道を作りました。
 実際の写真では角材(枕木?)を使用しているようなので、できるだけこのイメージに近づくように工夫しました。
 今回はプラ板を使用して、角材の継ぎ目はプラ板用のカッターで筋を付けて再現しました。表面をリュータで荒らして、凹凸を入れ、木材の雰囲気を出しました。
 下の写真は、線路の内側に敷くためのものです。筋を入れた後に、こげ茶色に塗装したところです。
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そして両サイドを黄色に塗装します。これを3本づつになるようにカットして使用します。
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下の写真は扇形の部分です。線路と線路の間に入れます。
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そして、転車台の周囲に張り付けました。
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 次に構内を歩くための歩道(呼び方がわかりません)を作りました。これは直線部が多いので、木材で作りました。
 2mm角程度の角材があればよかったのですが、手に入らなかったため、2mm厚のヒノキ材をホームセンターで購入して、それを幅2mmの棒に切断して使用しました。切断した棒を長さ10mm程度に切断します。
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これを紙の上に接着していきます。
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そして塗装すると。
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紙を木の両側でカットすると、テープ状になるので、これを張り付けて行きました。
 実際の写真を見ると、線路外側と歩道の板はほとんど隙間なく接近している状態でしたが、今回は線路のメンテナンスも考慮してある程度隙間をあけています。また線路上面と歩道の上面との高さは実際にはほとんど同じでしたが、これもメンテナンスを考慮して歩道の高さを若干低くしています。
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 下はすべての歩道を張り終えた写真です。
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24.線路の色付け

線路側面を錆色にするために塗装しました。市販の線路は道床部分がグレーですので、ここもついでに塗装しました。枕木もプラスティックの艶を消すため、同様に塗装しました。 というよりも、エアブラシで線路全体を塗装したという方が正しいです。
 色はエナメルのブラウンと赤、白(それぞれ艶消し)を若干配合しました。
ポイントの部分はマスキングをして慎重に塗装しました。
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塗装前と比べると、それなりに雰囲気は出ているようです。
塗装前
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塗装後
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この後、線路上部の塗装は溶剤で除去する予定です。