5.転車台のベースへの取り付け

 転車台をベース盤にとりつけ、周囲に線路を固定しました。周囲の線路が動かないようにプラ板を線路間にはめて接着剤で固定しました。転車台の回転位置はソフトの設定で変更できるようにしていますが、できるだけ15度間隔で均等になるように努力しました。

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 転車台周辺の線路が固定できましたので、全体の線路も固定することにしました。下の写真のような感じです。ベースは1500mm×900mmです。

 ストラクチャーも乗せてみました。線路はトミー製を使用しましたので、扇形庫、機関庫等は線路に合うようにトミー製としました。

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4.転車台の製作3

 転車台の操作部を作りました。基板は転車台本体の制御部と同じものを使用しましたので、これもオーバースペックです。

 写真の右側基板上で中央に回転を指示するためのロータリーエンコーダー、回転指令位置と現在回転位置を表示するためのLEDがあります。

 転車台本体の基板と本基板はCANにより通信しています。

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3.転車台の製作2

転車台ピット

 転車台のピットは前回説明したように、POMの円盤の上部を旋盤で切削して作りました。このときピット周囲にある円周のレールも切削で凸状にしました。転車台の下部に取り付けた車輪がこのレールの上を転がり、転車台上部から力が加わっても軸が変形しないようにしました。

転車台桁の製作

 転車台は下路式とし、工作の簡単化のためKATOのガーダー橋を改造してつくりました。

ジオラマのベースに組み込んだものが下の写真です。

塗装について

 転車台桁の塗装は市販の模型用塗料で問題ないのですが、ピットはPOMですので、塗装がしづらいとの情報がありましたが、ピットの表面を#250程度のサンドペーパーで傷をつけた後、タミヤのグレーのサーフェイサーを吹きつけると強固な塗膜が得られました。

 そのあとピットと転車台桁のウェザリングを行いました。

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