第7章の3 煙室管板と火室後板の銀ロー付け
どちらも1.5mmの銅板で作ります。煙管や各ブッシが入る穴は下穴をフライス盤であけて、仕上げは手作業のリーマーで行ないました。火室後板の火室部のU字部はフライス盤でエンドミルにより大体の寸法を仕上げておいて、最後は現物あわせでやすりにて仕上げました。
2011年9月完成しました。ご声援ありがとうございました。
第7章の3 煙室管板と火室後板の銀ロー付け
どちらも1.5mmの銅板で作ります。煙管や各ブッシが入る穴は下穴をフライス盤であけて、仕上げは手作業のリーマーで行ないました。火室後板の火室部のU字部はフライス盤でエンドミルにより大体の寸法を仕上げておいて、最後は現物あわせでやすりにて仕上げました。
第7章の2 煙管と水管のロー付けと内火室組み込み
次に煙管をロー付けします。設計図では7mmの銅管を7本取り付けるように書かれていましたが、7mmの銅管が入手できず、10mmの銅管で代用することにしました。従って取り付け面積が足りず、煙管は3本にすることにしました。
第7章の1 ボイラー胴と火室の製作
いよいよ難関のボイラー製作にかかります。
ボイラーの製作はすべてロー付けで行ないますので、この出来具合が重要です。
ロー付けをうまく行なうには、私の参考書によると
1.いかに接合箇所の隙間を小さく(0.1mm程度)するかにかかっているようで、
2.そのためには板金仕事をうまく行なうことが大事だそうです。
しかしながら、素人の板金仕事は、誤差が付き物ですから、
3.接合面の少なくとも一方は機械加工により切削することが重要だそうです。
4.さらに銀ローはバーナーで加熱したところに銀ローを手で持っていく「さしロー」はだめで、あらかじめ接合箇所に小さく切った銀ローを置いて、周辺を加熱してローが溶けるまで待つ「置きロー」でなければならないということらしいです。(できるだけ銀ローを直接加熱しないこと)
私はロー付けは素人でしたので、それを踏まえながら今回製作にかかりました。
しかしながら見事に失敗となりました。
失敗の経過を報告します。
第6章の2 炭水車タンクの製作
前回で炭水車足回りができましたので、今回は水タンク、アルコールタンク部を製作します。タンクは前側がアルコールタンク、後側が水タンクという構造になっています。
部品としては、前板、仕切板、うしろ板、側板、底板で構成されています。
第6章の1 炭水車主台わくの製作
今回は水タンクとアルコールタンクを装備した、炭水車の製作を行ないました。
まずは足回りから製作にかかり、その後上に乗せるタンク部分を製作しました。
足回りは基本的な構造は機関車の主台わくと同じような方法です。但し、担バネ等の飾り部品が細かくて面倒な仕事があります。またタンク部は不慣れな板金仕事となります。
第5章の1 弁装置の工作
実際の蒸気機関車はワルシャート式弁装置というものが搭載されていますが、この模型では滑り返りクランク式弁装置を搭載しています。この弁装置は、返りクランクが前進位置と後進位置に自由に動けるようにして、機関車を手で前に押すと返りクランクが前進位置に後へ押すと後進位置に切り替わるしくみです。
従って、結びリンク、合併テコ、逆転棒、逆転機関係のリンクはワルシャート式弁装置に似せるための飾りです。
今回の工作は以前の連結棒や主連棒以上に細かい作業となります。あせらずに作業する必要があります。下の写真が弁装置関係の小物部品です。
第4章の4 蒸気管と排気管の製作
蒸気管はボイラからの蒸気を両側のシリンダーの蒸気室に分岐させる配管で、排気管は両側のシリンダーからの排気を集めて吐出管に送る配管です。
第4章の4 主連棒の製作
主連棒はクロスヘッドの往復運動を動輪のクランク軸に伝えて回転運動に変えるためのものです。
機能的にも重要ですが、目立つところですからきれいに仕上げる必要があります。
第4章の2 クロスヘッドの製作
先にも説明しましたが、クロスヘッドはピストンの往復運動を主連棒を介して動輪の回転運動に替えるための部品です。下の写真がクロスヘッドです。
第4章の1 モーションプレートと滑り棒の製作
モーションプレートは主台わくに固定されて滑り棒やラジアスリンクをささえる横バリです。
設計図では鉄板を使用するように書かれていましたが、今回は鉄の材料からフライスにより削りだして製作しました。また下の写真の長いものが滑り棒、その横がクロスヘッドです。
滑り棒はクロスヘッドの往復運動を支えるための大事な部品です。クロスヘッドはピストンの往復運動を主連棒を介して動輪の回転運動に変える重要な部品です。