炭水車の製作(2009年8月)

第6章の2 炭水車タンクの製作
 前回で炭水車足回りができましたので、今回は水タンク、アルコールタンク部を製作します。タンクは前側がアルコールタンク、後側が水タンクという構造になっています。
 部品としては、前板、仕切板、うしろ板、側板、底板で構成されています。

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 各部材はすべて厚さ1mmの鉄板で作ります。接合部は折り曲げて、穴をあけて、数箇所鉄リベットで固定します。
 リベットをあまり強くかしめると、板金が変形して、接合部にすきまができますので注意が必要です。
その後、すきまははんだを流して水もれがないようにします。
 下がこれまでの作業終了時の写真です。左側がアルコールタンク、右側が水タンクです。
アルコールタンクにはニードルバルブや空気管などの付属品、水タンクには給水ポンプがつき、その上に上板がかぶさる構造です。これらについては別途説明します。

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 台わくにタンクを取り付けた状態が下の写真です。リベットを強くかしめすぎて側板が若干変形しています。

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