以前からあったものや、新規に購入した機関車にDCCデコーダを積みました。マイクロエースのC56は新規に購入しました。蒸気機関車はテンダーがある場合はDCCデコーダをテンダーに積み込みます。
C56のテンダーはかなり小さめですので、ウェイトを削る必要があります。写真下の部分は不要な部分ですので、糸のこで切り落としました。写真上を使用します。
テンダーに積み込めるかチェックします。電線の通り場所が必要になりましたので、その部分をやすりで削りました。デコーダーがしっくりと収めることができるまで、ウェイトを修正していきます。
そして機関車とドッキングできるかチェックします。私の場合には機関車側の配線はデコーダーの電線よりもさらに細い電線で配線して、その末端をデコーダーの電線と接続しています。これの方が機関車とテンダーの渡り線が細くなり、よりスムーズな動きになるような気がします。また、機関車側の配線も結構気を使うところですので、両者を別に配線してから、後で接続する方が楽な気がします。 両者配線の接続部は半田付けして、その後、下の写真のようにエポキシ系の接着剤でコーティングしています。
ところで、接続部の電線の収まる場所がないことがわかりウェイトの前側を削り取りました。
そして完成したのが下の写真です。
蒸気機関車ではこのほかにKATO製C11とC55を改造しました。C55はデコーダ搭載を考慮しているようで結構スペースも確保されており搭載しやすいです。
C11はテンダーがないので、デコーダは最後部のすきまに収めました。但し、デコーダの赤い被覆を基板ぎりぎりまで切り取る必要がありました。しかしながらタンクの場合には機関車本体だけで完結するので配線が楽ですし、機関車とテンダーとの配線が走行の邪魔をすることがないため個人的には好きです。
両者ともDCCフレンドリーですので、指定のデコーダ基板があり、結構簡単に取り付きました。モータへ伸びるブラシ状のリン青銅板(写真のデコーダ基板中央付近)はもともと機関車についている基板のものが簡単に外れますので、これを利用し、デコーダ基板にハンダ付けしました。DCCフレンドリーとはいうものの、ある程度、知識、加工技術は必要です。
DD51は下のような感じです。
DF50は下のような感じです。LEDの足の長さが長かったので、一旦LEDを取り外し、足を短くして、再度半田付けが必要でした。またモータへの配線も電線追加(写真基板の中央あたりの白い電線)で対応しました。
そして完成したのが下の写真です。
走行も両者とも安定して走りました。