蒸気試験(2010年10月)

第8章の3
 以前製作していた安全弁の作動圧力の調整を行ないました。
ボイラーに圧力計を取り付け、安全弁を所定のブッシに取り付け、それ以外のブッシはプラグでふたをします。
 内火室をバーナーで加熱(当然ボイラー内には水が入っています)して湯を沸かすと徐々に圧力が上がってきます。
 4kgf/cm^2程度まで圧力をあげて、安全弁の調整プラグを緩めていき、蒸気が噴出すのを確認して、さらに2.5kgfを下まわると蒸気噴出しが止まるように「調整プラグを調整、ロックナットを締める」を繰り返します。
 何回か圧力を上下して安全弁の動作を確認しました。

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炭水車3号機製作編(2010年8月):水タンク、アルコールタンク

第6章の5
 炭水車2号機は設計の甘さで失敗に終わりました。過去の1号機、2号機の失敗の教訓を生かして、今回の3号機はもう一度、渡辺氏の設計図に忠実に、さらに丁寧に作っていきました。
 前板、仕切板、後板は両端を曲げて、側板に取り付けるようにしました。(下写真参照)。1号機は板圧1mmの鉄板でしたが、3号機は0.8mmの鉄板を使用しましたので、若干曲げ加工もやり易い感じです。

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炭水車2号機作り直しはしたものの?(2010年8月):水タンク、アルコールタンク

第6章の4
 第6章の3での教訓を生かして、できるだけ板金の曲げの部分をなくそうと思い、側板、前板、後板等の接合部を真鍮のアングルで接合しようと考えました。
 下の写真のように真鍮のアングルと鉄板を必要なサイズに切断して、これらを1mmの銅リベットでかしめて、その後半田付けをしました。

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