シリンダーの製作(2009年5月)

第3章の1 シリンダーの製作
 今回は難関の1つ、シリンダーの製作を行ないます。
設計図ではシリンダー本体は鋳造となっていますが、今回は角材からの削りだしで製作しました。ピストン部は比較的簡単のため、シリンダーの製作にしぼって紹介します。

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連結棒の製作(2009年4月)

第2章の4 連結棒の製作
 次に連結棒の製作にかかります。
連結棒とは各動輪のクランクシャフト間を結び力を伝える部品です。今回は動輪は3軸ですから、第1第2間と第2第3間の連結棒が必要です。
 連結棒の材料は厚さ3mm、幅10mmの鉄角棒が一般に市販されていますので、それを使用します。ブッシ等の摺動部はリン青銅の丸棒から削ります。

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先台車の組立て(2009年4月)

第2章の3 先台車の組立て
 先台車については車輪、車軸を動輪と同様に製作します。
枠は1.6mmの鉄板を使用してT字型に組立てます。車軸の部分はリン青銅のブッシを挿入します。
下の写真は完成したものです。

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車軸の切削加工(2009年4月)

第2章の2 車軸の切削加工
 車輪の仕上加工ができたら、次は車軸の製作です。
材料はS45Cの平行ピンがありましたので、それを使うことにしました。
平行ピンは径と長さのバラエティがあり、ちょっとした加工の材料になりますので便利です。
今回はベンチレースを使って加工しました。ベンチレースとは小型の卓上旋盤のことで、コレットチャックになっていますので、丸棒の加工などは大変便利です。

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主台わくの製作(2009年3月)

第1章の2 主台わくの製作

 主台わくは機関車の土台になりますので、寸法精度を正確に作る必要があります。

以下のような方法で製作しました。組立て工程で問題なく組み立てられましたので、精度的にはOKでしょう。

 ところで、記事の図面を見ていると、ネジのピッチが旧JISになっています。歴史を感じさせます。

今回の製作ではすべて新JIS(ISO規格)に置き換えています。

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いよいよ製作開始(2009年3月)まずは鋳物屋さん探しから

第1章の1 車輪の製作

鋳物屋さん探し

 記事によりますと自分で木型を作って鋳物屋さんに依頼するように書かれていました。

木型は何とかできても、昨今の事情でこのような小ロットで作ってもらえる鋳物屋さんがあるのかどうかが問題でした。

 インターネットで調べた結果、何軒かの業者さんが検索できました。とりあえずこちらから一番距離が近い業者さんに見積依頼をしました。

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