第7章の9 管控、タテ控の製作
前回の製作では管控、タテ控は火室後板にねじを切って直接取り付けていましたが、前回の失敗を生かすため、ボイラー後板と煙室管板の両方に真鍮製のブッシを取り付け、着脱可能にし、気密はパッキン等で行なう予定です。
着脱可能とするため、ボイラー後板から差し込むことができて、さらに煙室管板とボイラー後板の両方で同時にねじ止めする必要があるため、ボイラー後板側はM6ピッチ0.5、煙室管板側はM5ピッチ0.5として互いのピッチをあわせました。
下の写真が真鍮で製作した各控用の部品です。
真ん中の部品が煙室管板側のねじ部です。上はタテ控用、下は管控用です。ねじ部はM5ピッチ0.5です。
左は煙室管板側を固定するナットです。下は管控用で通風用の穴があいています。この穴には2mmの銅管をロー付け予定です。
右はボイラー後板用のねじ部です。上はタテ控用でボイラー後板のブッシに固定するねじでM6ピッチ0.5です。
下は管控用で、一方はボイラー後板取付け用のねじでM6ピッチ0.5、もう一方はボイラーからの蒸気配管を取り付けるねじM5,ピッチ0.5がついています。
これらの部品をタテ控は4mmの銅棒に、管控は4mmの銅管にロー付けします。