新ボイラーの製作7(2010年3月):水圧試験

第7章の11 水圧試験の実施
 いよいよ水圧試験です。給水逆止弁を所定のブッシに取り付け、あらかじめボイラーに水を満タン入れておきます。給水口に圧力計を取り付けます。その他のブッシはプラグでふたをします。逆止弁に取り付けた給水ポンプで水をボイラーに給水し、すこしプラグを緩めた安全弁のブッシがら空気を追い出します。すべての空気が出て行ったらプラグを締めます。


1.給水ポンプで給水を始め0.1MPaで様子を見ようとすると圧力が上がりません。煙室管板と煙管のつなぎ目部、煙室管板とボイラー胴のつなぎ目部辺りで漏れがありました。(この部分は自身あったのですが)。
2.ロー付けし直して、再度水圧試験を行ないました。先ほどよりも圧力の下がり方はましですが、まだ圧力がすぐに下がります。よく見ると内火室とボイラー胴の継ぎ目辺りから水が漏れていました。早速ロー付けをし直しました。
3.再々度水圧試験を実施。逆止弁から若干のもれはあるみたいですが、給水ポンプで圧力が下がった分を補充して、0.6MPaにて10分間実施しました。

7-91.JPG

4.約3ヶ月の2個目のボイラー製作で何とか難関を乗り切ることができました。