かざり部品(ボイラーハシゴ、炭水車はしご)の製作(2011年4月)

最終回の3
 はしごは2mm幅、0.8mm厚の真鍮板を幅方向に曲げるように設計書に書かれていましたが、かなり難しそうでしたので、今回はあたらしく購入したオリジナルマインド製のNCフライスキットが完成しましたので、これを使ってみることにしました。
 下の写真が加工中のものです。JW-CADで図面を描き、NCVCでGコード生成して、MACH3でNC機をはしらせています。
 1mm厚の真鍮板を1.5mmのエンドミルで0.2mm厚づつ削っています。

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薄皮(約0.1mm未満)1枚残して削り終えたのが下の写真です。薄皮が破れている部分もありますが、きれいに削れました。オリジナルマインド製のこのキットは比較的安くて優れものです。ちょっとした部品の製作には便利です。

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きれいにくりぬいたのが下の写真です。1mmの穴あけは下穴のみ0.6mmエンドミルで加工して、その後ボール盤で0.7mmドリルしています。

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これらを半田付けしたのが下の写真です。ステップは1mm真鍮丸棒の両端を0.7mmにして、上で削った部品に差し込みました。取り付け金具は0.3mm鉄板で作り、銅リベットで固定してから半田付けしました。

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