炭水車1号機作り直し9(2010年8月):水タンク、アルコールタンク

第6章の3 炭水車の製作
 ご無沙汰しております。過去の記事を見ると2009年8月に炭水車の姿がありますので、あれから1年たったということです。(1年早いもんですね)
 さて炭水車の1号機はアルコールタンク(下の写真の左側の入れ物)の上フタを4辺曲げた鉄板でふさいで、半田で密封したのですが、角の部分やその他若干の漏れがあり、タンクを気密にすることができなかったのです。

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 アルコールタンクはタンクの下にサンプを取り付けて、気圧を利用して、アルコールの液面を一定に保つ構造になっていますので、タンク内の気密が保たれていないといけません。
 アルコールランプのフタは下の写真のように作り、タンクにはめ込んで半田付けしました。(もちろんフタにはアルコール注入口、燃料弁等の部品は取り付けました)
 しかしながら、フタの4隅辺りやその他部位から空気が漏れてしまいました。板金仕事は難しいですね。
 さてどうしようかと悩みましたが、この1号機の側板と前板、後板等の接合部のリベット付け部位が写真のように不細工で、もともと仕上がりが気に入らなかったもので、再度作り直しを決意しました。(2010年5月のことです)
 1号機のリベットは2mm程度の鉄製で、かしめるのにかなりの衝撃が必要で、そのために板金自体が変形してしまいまして、その上、リベットもうまくかしめられなかったので、半田で修正したのですが、写真の通り汚くなりました。
 板金の変形も漏れの原因の一つです。1mmから1.5mm程度の銅リベットを使用してそこそこの力でかしめる方がよい結果が得られそうです。

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