第7章の6 煙管と水管の取り付け
この辺は前回と同じですので、結構スムーズに進行しました。銅管のロー付けは輪にした銀ローを銅管の一方に通してバーナーで加熱してとけるのを待ちます。銀ローを置いた側の逆側まで銀ローが流れていればほぼOKです。
1.まずは煙管用に10mm銅管を所定寸法に切断して準備をします。
2.接合箇所の表面をキレイに磨いて、フラックスをぬり、火室の穴に挿入します。再度フラックスを塗布して、先ほどの方法で輪にした銀ローを銅管に差込み、最初はバーナーの火ができるだけ銀ローに当たらないようにして加熱していきます。(最初からバーナーの火が銀ローにあたると、銀ローが先に溶けてしまい失敗します。)ここまでの姿が以下の写真です。
3.次に水管のロー付けです。6mmの銅管を所定の長さに切断して準備します。
4.接合部はよく磨いてから、フラックスを塗布し、火室の穴に差し込みます。このとき輪にした銀ローを2個同時に通しておきます。すべて銅管を挿入したら、先ほど通した銀ローの輪を両側の接合部付近それぞれに移動させます。フラックスが十分でないところに念のため再度フラックスを塗布します。
バーナーで加熱します。要領は煙管と同様です。火室の外側からバーナーで加熱していきます。
ここまでの姿は以下の写真です。