塗装(2011年8月)

最終回の4
 試運転も完了ということで、今回は塗装をいたしました。
基本的には黒で塗装し、前後の端バリは解説書通り、赤としました。黒は手軽さを考えて、オキツモの耐熱スプレー半つやを使用しました。

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 黒の耐熱塗料は吹き付けた後1日程度おいてから、焼き付けないと完全に乾かないそうです。したがって夏の暑い中、電気ストーブと電気コンロを用意して両側からあぶって温度を180度に上げました。
 温度は赤外線の温度計で大体の目安としました。加熱時間は20分程度としました。
半田付けの部分があるので、200度程度になると溶け出してしまうのが厄介でした。そのため温度を押さえ気味にせざるを得ず、うまく焼き付けられたかが心配なところです。
 次回?(もし作るとしたら)は接合に半田を使わずに良い方法がないか考えたいです。

 また塗膜については、加熱後は確かに強くなっているようです。布にシンナーをつけて加熱前の塗膜をこすると容易にはがれますが、加熱後は容易にはがれなくなっていました。

 部品をほとんどすべてばらして塗装し、焼付けましたので、結構時間がかかりました。
再組立てのときは塗膜の分が厚くなっていたため、塗装をはがさないと組み込めない部分もありました。
 下の写真が再組立てしたものです。まだ一部の部品がついていませんが、とりあえず掲載いたしました。
 最初は端バリも黒にしようかと思いましたが、当時の機関車は赤になっていることが多いので、今回は赤で塗りました。これがアクセントになって結構見映えがよいと思うのは私だけでしょうか。
 最初はきれいですけど、だんだんに塗装がはげてくるのでしょうね。

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