第8章の6
設計書によるとアルコールバーナーは黄銅で作るように書かれていましたが、今回は銅板で作りました。
といいますのは、最初は下の写真のように、指示通り0.3mmの真鍮板で作ろうとしたのですが、ロー付けのときに2つ下の写真のように真鍮が溶けてしまいました。
再度部品を作り直す必要があり、これまでのロー付けでは銅板の方が溶けにくい感触がありましたので、銅板で作り直しました。
まずは0.3mmの銅板で写真のように前板、底板、後板を一体もので作り、それに横板2枚を貼り付ける構造です。
横板の貼り付けは1mmの銅リベット(ホームセンターで売っている銅の釘で代用してます)で仮止めしてから、ロー付けをします。
前板、後板のアルコールの管が入る部分はロー付けしやすいように、銅板を筒状に曲げておきました。
前板、後板のアルコールの管が入る部分はロー付けしやすいように、銅板を筒状に曲げておきました。
その他の部品を作って、あとは組立てです。
すべてロー付けで組み立てたのが下の写真です。
アルコールバーナーの芯は設計書によるとアスベストを使っていたようですが、現在は使用できませんので、何かよいものはないかと考えて、アルコールランプの芯を使いましたが、これが大失敗で、アルコールがなくなると、芯がくすぶって、焼けてしまいました。
他に何かないかとインターネットで調べると、石油ストーブの芯を使っている方がおられたので、これをまねてみました。
石油ストーブの芯は燃える部分がガラス繊維のようなもので、その下はタコ糸のようなものが縫われており、このガラス繊維のところが使用できるようです。実際にアルコールバーナーに火をつけて、アルコールがなくなった後、どうなるか見てみましたが、特にくすぶる様子もなかったので、何とか使えそうな気がします。
他に何かないかとインターネットで調べると、石油ストーブの芯を使っている方がおられたので、これをまねてみました。
石油ストーブの芯は燃える部分がガラス繊維のようなもので、その下はタコ糸のようなものが縫われており、このガラス繊維のところが使用できるようです。実際にアルコールバーナーに火をつけて、アルコールがなくなった後、どうなるか見てみましたが、特にくすぶる様子もなかったので、何とか使えそうな気がします。