第8章の4
蒸気ダメドームと砂箱は真鍮の丸棒から削りだします。両者の形は同じですが、サイズが若干違います。左側が蒸気ダメドーム、右側が砂箱です。
まずは旋盤で丸棒をくわえて、バイトでおおよその形まで削って、ヤスリで仕上げます。曲線はあらかじめ型紙を作っておいて、それにならって少しずつ削りました。(下の写真参照)
旋盤で削り終えたのが下の写真です。右が蒸気ダメドーム、左が砂箱です。
上記写真の丸棒部分を切り取り、底をボイラオオイのアールと一致するように削ります。今回は専用のカッターを自作してフライス盤で削りました。右側に見えるのはカッターで、丸棒の側面に完成バイトで作った刃物を取り付けています。
完成したものが、最初の写真となります。